2024年09月16日

秀光堂の「けいらん」。

秀光堂の「けいらん」。

 長崎県諫早市小豆崎町は秀光堂の「けいらん」。

 こちらの「けいらん」は長型。

 といっても、唐津のように

 生地を蒸してからあんを巻くのではなく、

 まず生地であんを10cmの長さに包み、

 蒸してから切っているようです。

 作り方は早岐と同じですが、

 完全に包む早岐に対し、

 こちらは包んだあとでもあんが透けて見えるのが違いです。


 で、このけいらんは新長崎漁港横にある農水産物直売所、

 「海と大地のめぐみ」で購入したんだけど商品名が「諫早日記」。

 だけど、どうみても「けいらん」なんで、

 電話で秀光堂さんに聞きました。


 ○ 「諫早日記」は「けいらん」。
  「けいらん」は地域によって呼び名が変わるので、
  商品名をつけた。

 ○ 諫早市多良見では、
  いわゆる柏餅のことを「けいらん」と呼ぶ。


 ほほ~、多良見では柏餅を「けいらん」と呼ぶんですか~。

 確かに、米粉で作った生地であんを包んで蒸すという工程は、

 同じですもんね。

 諫早市に事務局がある

 JAながさき県央女性部提供のレシピでは、

 丸い「けいらん」なんですよね。

 これを柏の葉、もしくはサルトリイバラの葉に包んで蒸せば

 もしかして柏餅?

 またひとつ、面白い情報をゲットしてしまいました♪

秀光堂の「けいらん」。

秀光堂の「けいらん」。



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Posted by 朝倉2号 at 14:00│Comments(0) けいらん
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