2025年04月30日

さくらんぼ。


 職場から駅に向かう道沿い、

 さくらんぼが真っ赤に実りました。

 食べたいw
  

Posted by 朝倉2号 at 17:00Comments(0)花鳥風月

2025年04月29日

萬栄堂の鯉菓子。


 JR久留米駅前のあきない通りにある、

 明治22年創業の老舗和菓子店、萬栄堂の鯉菓子。


  ※萬栄堂(久留米市)


 鯉菓子は端午の節句をお祝いする縁起物。

 あんを練りきりで包み、型で鯉の形に整えたあと、

 寒天を塗ってツヤを出します。

 ぬめっとひかるうろこがリアルですねぇ。

 ご主人によると、以前は型を使わず、

 うろこまですべて手作りしていたとのこと。

 「趣味で作りよります」

 いつも控えめなご主人が、ちょっとだけ誇らしげでした。






  

Posted by 朝倉2号 at 17:00Comments(0)和菓子とお茶

2025年04月29日

ポッポハウスひろちゃんのチキンカレー。


 道の駅むなかたの対面にある広橋養鶏場直営店、

 ポッポハウスひろちゃんでお昼ごはん。

 お店に入ると、いつものお姉さんといつものおしゃべりw

 「今日は何にする?」

 「カレー」

 「大盛りもできるよ」

 「え~、お米、高いでしょ」

 「だから値上げしたw」

 「じゃあ、大盛りで♪」

 「カレーおおもり~」

 というわけで、親鶏のお肉ごろごろ&ゆで卵トッピングの

 親子丼ならぬ親子カレー大盛りをいただきました。

 親鶏、歯ごたえがあって、旨味が濃くて、おいしいの~


 ちなみに、お姉さんが仰るとおり

 ポッポハウスひろちゃんでは4月4日から、

 たまごかけ定食は50円、

 親子丼とチキンカレーは100円値上げしたそうです。

 お米などなどの食材や、鶏さんのエサ代も爆上がりなので、

 こいつは仕方ないですねぇ、これでもぜんぜん安いし~♪



 で、洗濯バサミでのれんをあげちゃってるのはナゼ?




  

Posted by 朝倉2号 at 12:00Comments(0)食道楽

2025年04月27日

祥光山星巖寺伝承の普茶料理をいただいた。


 本日、小城市小城町は小城公民館晴田支館で開催された

 春の普茶料理食事会に参加。

 黄檗宗の精進料理「普茶料理」をいただいてまいりました。


  ※佐賀新聞「中国風の精進料理「普茶料理」の食事会」


 普茶料理は江戸時代初期、中国から長崎に渡来した隠元禅師が、

 黄檗宗(臨済正宗)とともに伝えた中国式の精進料理。

 動物性の食材は使用しませんが、

 植物油で揚げたり炒めたりするのが日本の精進料理との違いです。

 ちなみに、ごま豆腐やけんちん、飛竜頭(がんもどき)は、

 もとは普茶料理なんだそうです。


  ※普茶料理に関する考察(長崎女子大学 古賀克彦)


 以前から肥前国の菓子文化の伝播は、

 普茶料理と関連があるのではないかと睨んでいる朝倉2号。

 まずは食べなきゃ始まらないということで、

 今回のお食事会に参加したのです。


 受付開始は11時30分。

 会場に到着すると、すでにたくさんのお客さんが。

 今回の定員は60名、なんと15分で定員が埋まったとのこと。

 皆さん、気合い入りまくってますw



 お豆腐と白玉粉の生地に

 餡を入れて焼いた梅が枝餅をいただいてると、

 12時にお食事会が始まりました。

 歓迎のご挨拶をいただいたのは、

 江戸時代末期に星巖寺に伝わった普茶料理を復活させた

 祥光山星巖寺伝承普茶料理おぎ春香会の中尾会長。

 本日は西九州大学健康栄養学部の学生さんが駆けつけ、

 このお食事会を切り盛りしてくれます。

 小城羊羹の老舗、村岡総本舗社長も気合入ってます。


  ※祥光山星巖寺(小城市)

  ※祥光山星巖寺伝承普茶料理おぎ春香会 中尾会長

  ※西九州大学(神埼市)

  ※小城羊羹初祖村岡総本舗(小城市)






 というわけで、いただいた料理をご紹介。

 まずは浸菜(シンツァイ:あえもの)。

 蒟蒻の酢味噌かけ、ふき・筍の白和え、わらびのごま和え。




 普茶料理はテーブルを4人で囲み、

 大皿の料理をとりわけていただきます。

 最初は知らない人同士だけど、

 おいしい料理をいただきながら、どんどん仲良くなるのよね♪

 朝倉2号のテーブルは、先輩なお姉さまおふたりと、

 佐賀新聞の記者さんと年長さんの子どもさん、

 朝倉2号の5人だったけどねw


 次に麻腐(マフ)、ごま豆腐。



 巻繊(ケンチャン)、生椎茸の豆腐詰めあんかけ。



 雲片(ウンペン:野菜の葛煮)、そら豆の雲片。

 これ、だぶ(らぶ、くずかけ)の原型のような気がする。



 茶碗蒸し。

 福岡の筑前町~東峰村では、

 長崎から伝わった茶碗蒸しにお餅を入れた「蒸し雑煮」が

 いまでも食べられてます。

 でも、普茶料理では卵を使うことができないので、

 すりおろした山芋で代用してます。



 続いて笋羹(シュンカン:季節野菜の炊きあわせ)。

 飛竜頭、筍の煮つけ、ふき信田巻き、花豆甘煮、

 つと巻き風、たまご焼き。

 こちらのたまご焼きは、そっくりだけどお豆腐ベース。

 たまご焼きといいつつ、卵は使ってません。



 言い忘れてましたが、普茶料理というだけあって、

 お料理は煎茶を飲みつついただきました。


 みょうが寿司、高野豆腐の月管、茄子舟。

 刺身に見立てたみょうがが美しい。





 油茲(ユジ:味付けてんぷら)。

 うなぎ、人参とコゴミのてんぷら、筍ボール、

 干し柿の利休揚げ、高野豆腐のアーモンド揚げ。

 うなぎはやっぱりお豆腐ベース。

 皮に見立てた海苔を貼り、濃厚なタレで焼いてあって、

 マジうなぎw




 かまぼこ、八幡巻き、おから餃子、花びら大根。

 ホンモノそっくりなかまぼこは、

 山芋にピンクの皮を貼り付けたものでした。

 これは騙されます、食べたらわかるけどw






 ここで、小城市の新市長、南里さんからお料理へのコメントと、

 村岡社長から黄檗と普茶料理のくわしい解説。

 っていうか、村岡社長、博識すぎる~。



 寿免(スメ:すまし汁)。

 揚げたお豆腐、ちいさなお団子と三つ葉入りです。



 飯子(ハンツウ:ごはん)と醃菜(エンツァイ:香の物)。

 梅ごはん、沢庵のごま和え、胡瓜のわさび漬け。

 ご飯がおひつにいっぱい来るもんだから、

 「おにいちゃん、残したらいかんよ」って言われながら、

 おなかいっぱいいただきました~w



 水果(スイゴ:くだもの、デザート)。

 春の梅酒羹。



 水果までいただいて2時間あまり。

 仲良くなったお姉さま方、新聞記者さんと

 「じゃあまた~♪」ってお別れして終了です。


 初めていただいた普茶料理、

 どの料理も手が込んでて、薄味だけどおいしくて、

 おぎ春香会の皆さんに感謝です。

 ふだんはお肉ばっか食べてるからねぇw


 ただ気になったのは「なぜ寄せるのか」。

 お豆腐でつくったたまご焼きとうなぎ、

 山芋でつくったかまぼこ。

 動物性の食材を使えないからこそ生まれた「もどき」なんだけど、

 これらが生まれた理由は

 「和尚さんたちもホントは食べたいから」ではないかとw

 じゃないと寄せる理由がないもんね。

 厳しい修行で煩悩をすべて打ち消すわけではなく、

 煩悩があるから人間なのだと悟るための

 普茶料理なのかもしれませんね。


 なお、当初の目論見、黄檗と菓子文化の伝播の関係については

 調査できずじまいでした。

 目の前においしい料理を並べられたらねぇ、

 調査は二の次になっちゃうよねw 





 <追記>

 食事会の様子が佐賀新聞で紹介されました。


  ※佐賀新聞「伝統の普茶料理」
  

Posted by 朝倉2号 at 13:00Comments(0)和菓子とお茶

2025年04月27日

村岡総本舗のカステラサンド。


 村岡総本舗本店で

 100個限定で店頭に並んでる新商品

 「カステラサンド」をゲット。

 デザインが変わったばっかのとら焼き宗歓もゲット。

 むちゃくちゃラッキ~~~♪


  ※小城羊羹初祖村岡総本舗(小城市)



  

Posted by 朝倉2号 at 11:00Comments(0)和菓子とお茶

2025年04月27日

祥光山星巖寺の五百羅漢。


 早起きして佐賀県小城市は小城鍋島家の菩提寺、

 祥光山星巖寺に参拝しました。

 奥に進むと、江戸時代に製作され、

 いまも200体ほど残っているという五百羅漢が。

 いまの季節、かえでの新緑がきれいですよ。


  ※祥光山星巖寺(小城市観光協会)











  

Posted by 朝倉2号 at 08:30Comments(0)神社・仏閣

2025年04月26日

今週のお届けもの。


 なんだかお仕事が忙しそうなので、

 毎週末、子どもにおかずを届けています。

 本日は八女ふくふく豚の肉詰めピーマンと角煮、

 小松菜の煮びたし、突き出しこんにゃくのピリ辛炒め煮、

 茹でたほうれん草の5品。

 ばんばん食べてぐっすり寝てくれ。


  ※耳納山フレッシュポーク(久留米市)

  ※手作りこんにゃく みのう屋(久留米市)
  

Posted by 朝倉2号 at 08:00Comments(0)家族

2025年04月24日

ツルバラ。


 生垣の上で咲いてるツルバラ。

 春になるといろんなお花が咲いてて通勤が楽しいの。
  

Posted by 朝倉2号 at 17:30Comments(0)花鳥風月

2025年04月22日

吉塚商店街入り口にある和洋菓子やました。


 福岡市博多区、吉塚商店街入り口にある和洋菓子やましたで、

 鹿児島の郷土菓子「灰汁巻(あくまき)」を発見。

 こちら、先代が鹿児島出身ってことで、

 この時期、「灰汁巻」が並ぶのです。

 ついでに、やっぱり鹿児島の郷土菓子

 「煎粉餅(いこもち)」も発見して

 ウハウハ状態なのでしたw

  

Posted by 朝倉2号 at 14:30Comments(0)和菓子とお茶

2025年04月22日

中島神社春季大祭。


 本日、太宰府天満宮余香殿において、

 お菓子の神さま、田道間守命(たじまもりのみこと)をお祀りする

 中島神社の春季大祭が斎行されました。

 朝倉2号も、県内から集まったたくさんのお菓子屋さんや、

 関係する業者さんと一緒に、

 これからの菓子業界の発展を祈願しましたよ。


  ※太宰府天満宮(太宰府市)
  ※福岡県菓子工業組合(福岡市)



 こちらが、太宰府天満宮境内に鎮座する中島神社です。

 ふだんならこちらが会場になるのですが、

 本日は空もようが怪しいので、余香殿での斎行となりました。


 コロナが明け、太宰府天満宮の境内は、

 修学旅行の生徒さんたちでいっぱい。

 太宰府天満宮本殿は124年ぶりの大修理中で、

 その間は本殿前に建てられた仮殿でのお参りになってます。

 ただ、本殿の修理は来年5~6月には完了し、

 それに伴い仮殿は撤去されるとのこと。

 仮殿でお参りするなら今のうちですよw




 余香殿に入ると、奉納を待つお菓子がいっぱい並んでました。

 東雲堂のにわかせんぺいをはじめ、

 成金饅頭、力餅、塩屋の娘などなど、

 聞いたことのある銘菓がずらりと揃ってます、食べたいw








 そうこうしてると神職の方々がお越しになり、

 春季大祭は11時にスタート。

 まずは参加者の皆さんのお祓い、次いでお菓子の奉納です。

 このとき流れるのは雅楽隊による生演奏。

 こんな機会、なかなかありません。 








 奉納されたお菓子を前にした祝詞奏上に続き、

 巫女さんによる鈴の舞、思わず見とれてしまいますねぇ。

 最後は参列した皆さんによる玉串奉奠。

 小さなお友だちもしっかりお祈りしてましたよ。








 儀式終了後は直会。

 6月の総会で勇退が決まっている丸山理事長、

 太宰府天満宮の宮司、氏子総代からご挨拶をいただき、

 丸山理事長のご発声で乾杯。

 お菓子屋さんや業者の皆さんと

 いろいろと情報交換させていただきました。

 この時間が楽しいのよ~。






 ということで、中島神社春季大祭はこれで終了。

 ぱらぱらと降り出した雨のなかを、皆さん、お帰りになりました。

 次回の大祭は10月。

 秋季大祭は九州沖縄のお菓子屋さんが集まります。

 そのときは中島神社前で斎行されたらいいなぁ。


 なお、中島神社の菓子守、秘かに人気らしいです。

 お求めは太宰府天満宮の御守り授与所へどうぞ。

  

Posted by 朝倉2号 at 13:00Comments(0)和菓子とお茶